借地人が借地権付建物(戸建)を売却する予定。 譲渡承諾や建替承諾はどうしたらいいか、そもそもこのまま土地を貸し続けていいのだろうか。
当該借地は旗竿地であり、隣接する土地に地主様が所有されている土地は無く、このまま次の借地人に貸してしまうと、当該地が持っているポテンシャルを最大限引き出すことができません。 自由度もなく、固定資産税の事を考えると地代だけでは収入が心もとないという期間がまた数十年続いてしまいます。 万が一、その間に相続等が発生した場合に、納税のために底地を売却しようとすると、底地であるということや、納税期間までに売却しなければならないという焦りで、相場よりも安く手放さなければならないという可能性もあります。 そこで、借地権の買戻しをして建物を賃貸する、又は底地を同時に売却をしてはどうかとご提案させていただきました。
建物も古くなっているので建て替えとなると、旗竿地であり共同住宅に向いていないので、底地と借地の同時売却となりました。 最寄駅から5分と立地も良く、市況も良かったため、査定価格より高めのチャレンジ価格で販売開始したところ、すぐに顧客が付き、地主様も借地人様も収益を最大化させることができました。