父が底地を持っている土地が更新の時期を迎えている。 借地人から更新のタイミングで底地を買いたいと言われている。 更新した場合は次のタイミングで私が相続を受けるが、この底地を持っていた方がいいのか、借地人に売却したほうがいいのか悩んでいる。
まず底地の査定を行ったところ、借地人が買いたいと言っている金額が相場よりも安いことが判明。 正当な金額で売却をしてもいいが、お父様が所有されている底地の立地がとても良い。 角地であり商業地でもあるため、ここは保有を継続し、借地人から借地権を買い戻せるチャンスを待つという選択肢があることをお伝えいたしました。
今回は更新となりました。 余談ですが、土地賃貸借契約の面積と登記簿の面積に大きな差異があり、なぜそうなっているのか地主も借地人もご存じないとのことでしたので測量をすることとなりました。結果、借地面積と一致し、登記簿上の面積がかなり大きくなっていました。その後、地積更生登記を行い、翌年からの固定資産税を下げることが出来ました。